過去のイベント


イベント



Maru-Jan夢の競演イベント



皆様こんにちは!
Maru-Jan開発責任者の栢(かや)です。

去る4月1日金曜日に行われた
「宮内こずえプロ」「和泉由希子プロ」
「渡辺洋香プロ」「水月つばさ」

Maru-Janでの夢の競演の内容をレポートします!



緊迫の試合、
下記、牌譜ファイルをぜひ再生してみてください!

●東1局 牌譜ファイルを再生する

 開局一番の発声は、起家の
和泉由希子プロ
 345の三色になりそうな手牌から崩れての
 2-5萬の待ちですが、ドラが2萬だけに、
 七順目の早いリーチは迫力十分です。

 いきなり大物手炸裂の予感でしたが、
 さすがの打ち手が揃っているだけあって、
 3人ともきっちりと手を回し、全員聴牌で流局。

 
渡辺洋香プロは、高めの赤5萬をつかみますが、
 12順目の1-4筒聴牌、15順目の3-6筒聴牌の時も切らず、
 さらに16順目につかんだ5萬を使いきりフリテンの5-8萬で
 聴牌でした。

 ドラ筋ということもありますが、
 全員が2-5萬をキッチリと押さえての流局となり、
 東一局から、息の詰まるようなスタートとなりました。

●東1局 一本場 牌譜ファイルを再生する

 
渡辺洋香プロが15順目の4-7筒のリーチをかけます。
 北家以外は、捨て牌に筒子安く、
 山に残ってそうな、待ちですが和了れず流局。
 
和泉由希子プロがここで暗刻で4筒を押さえているため、
 本日の対戦の隆盛を感じました。

●東2局 二本場 牌譜ファイルを再生する

 1順目、南をポンした
渡辺洋香プロ
 赤5索、7索、7萬を
水月つばさに食い上げます。
 印象的だったのは、
渡辺洋香プロが6萬が暗刻の状態から、
 8萬を
水月つばさに打ち込むのですが、
 「あがっていいよ!」
 と口で言いながら
渡辺洋香プロが切っていたことです。
 普通は6萬暗刻から切るときは安全な気がすると思うのですが、
 このセリフには流石!と思いました。

●東2局 3本場 牌譜ファイルを再生する

 
水月つばさがダブ東をたたき、5800の聴牌。
 
宮内こずえプロは、オタ風の南をたたき、
 染め手で手のスピードを早めます。
 これ以上の親の連荘許すまじ、という感じでしょうか。
 
和泉由希子プロは、七順目、
 タンヤオの形と受け入れの広さを見ると
 親の当たり牌の9索がでてしまう形ですが、
 さすがにしっかりと打8筒とします。
 親の捨て牌だけをみると8筒もそれなりに危ない気もするのですが、
 ここはしっかり打ち、放銃を回避します。

 緊迫の展開ですが、その中で
渡辺洋香プロが仮聴から、
 5萬をツモ、300-500の和了。

●東3局 一本場 牌譜ファイルを再生する

 
水月つばさが東ドラ3の仕掛け。
 和泉由希子プロと親の
渡辺洋香プロのリーチ合戦の一気打ちです。
 二軒リーチの一発、ドラ3の仕掛けに囲まれた
宮内こずえプロの打牌。
 牌効率だけだと、打3筒(
渡辺洋香プロに放銃)がもっとも広く感じますが、
 ここは、
渡辺洋香プロの遠い筋と、ドラ3の仕掛けに安い打5索とし、
 
和泉由希子プロに一発の放銃となります。
 試合後の
和泉由希子プロのコメントによると、
 「あそこで流れに乗れた感じがする。」
 とのコメント。

●東4局 牌譜ファイルを再生する

 前局良い形であがった
和泉由希子プロが、七順目先制リーチ。
 
渡辺洋香プロがリーチで追いかけますが、六索暗槓のあと、
 四四七八の6-9萬の待ちのところに4萬をつもります。
 リーチをかけているためもちろん切るしか無いのですが、
 後ろで見ていた私も「ああ厳しい。」と思ってしまうほど、
 麻雀打つ人なら放銃を覚悟する瞬間。
 当然のように
和泉由希子プロからロンの声。
 カンで乗った裏ドラが4萬という悲劇も重なり、満貫の和了。
 この連続の満貫がほぼ試合を決定しました。

●南1局 牌譜ファイルを再生する

 
宮内こずえプロのファインプレーが出ます。
 
水月つばさにタンヤオドラ5のチャンス手が入るのですが、
 1-4萬の待ちの聴牌を取らず、ダマで手を回し、一盃口を作り、
 さらに白単騎待ちにして、
水月つばさから2600の出和了です。
 その和了がなければ、
水月つばさにはね満もしくは倍満の和了の
 可能性があっただけに、値千金の和了でした。

●南3局 牌譜ファイルを再生する

 
渡辺洋香プロの親で、ドラ2で染め手もいけそうなチャンス手ですが、
 赤5萬が来たため、一通の形を追います。
 しかし、必要牌がなかなか入りません。
 結局形を追いつつも、しっかりと
宮内こずえプロの当たり牌の8筒を
 押さえ、流局しつつもオーラスに望みを繋ぎます。

●南4局 牌譜ファイルを再生する

 すでに二着争いの形となった最終局。
 
渡辺洋香プロが魅せます。

 親の
宮内こずえプロは、4順目高め親ッパネ(!)のリーチ。
 それにリーチで追いかけ、点差的にはツモもしくか直撃のみ
 という厳しい条件で、見事5200点の和了を取り、
 
渡辺洋香プロ、4着から3着に浮上します。

 結果、満貫二回の和了をきっちりとモノにした
 
和泉由希子プロの優勝となりました。
 おめでとうございます!


 全員分の牌譜をダウンロードする
 ※ファイルは圧縮されています。
 ※ファイルを保存し、ダブルクリックして解凍してください。




女流プロがそれぞれの力を出しきり、たった一半荘でしたが、
桜咲く、春らしい華やかな対戦となりました。

文責 2005/04/01
Maru-Janプロデューサー 栢 孝文 (かや たかふみ)





トップへ戻る

過去イベントメニューに戻る